2024年3月2日(土)弦楽器コンサート『[第38回倉敷音楽祭]石田組、見参』に行ってきました♪
友人が一緒に行くはずだった方が都合で行けなくなってしまったとのことで、お声がけいただき、初めての石田組でしたがとても素晴らしくて楽しいコンサートでした。
『弦楽器?クラシック?ちょっと敷居が高いかも…』と思っている方にこそ観てほしい!と思ったのでレポートしたいと思います(^^)/
石田組とは
バイオリニスト石田泰尚さんが率いる弦楽器のみで構成された合奏団です。
”石田組長”が公演ごとに招集する”組員”たちは交響楽団の首席奏者やフリーで活躍するプレイヤーなど首都圏を中心に活躍する一流揃い☆
2014年に結成され、10周年の節目の年を迎える今年、2024年11月には日本武道館公演が決定しています!!
石田泰尚さんってどんな人?
私が石田泰尚さんを知ったのは、ピアニストの妹尾武さんと一緒に演奏されているYouTube動画を観たことがきっかけでした。
妹尾武さんは私が20年以上推し続けているヴォーカルグループ『ゴスペラーズ』の『永遠に』などの作曲者としても有名な方です。
そのYouTube動画で妹尾さんと一緒にバイオリンを演奏されている方が、
剃り込みを入れた短髪で色付き眼鏡をかけたちょっとコワモテな方でして…
だけどとても繊細な美しい音色を奏でていて
このバイオリンの方は一体だれなんだろう…と気になっていたんです。
石田泰尚さんは1973年神奈川県川崎市出身、3歳からバイオリンを始め、国立音楽大学を首席で卒業されています!!
国立音楽大学のホームページに石田さんのインタビューが掲載されているのですが、
石田さんは中学生のころから長渕剛さんのファンでコンサートにも学生時代からよく足を運んでいたとの記事がありました。
なるほど!これで石田さんのビジュアルにも納得です(*´▽`*)
石田さんは音楽への向き合い方やお客さんに対する姿勢、演奏スタイルなどにも長渕さんの影響を受けていると話されています。
目立つことが好きで人を楽しませることが好きな石田さんは、常に聴いてくれるお客さんの立場に立って演奏することを心掛けているそうです。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団や京都市交響楽団でコンサートマスターを務める傍ら、
クラシックの枠にとどまらず、映画音楽やロックなどジャンルを越えて良いと思った楽曲は積極的に取り入れ活動の幅を広げています。
2023年1月~3月に放送された日本テレビ系のドラマ『リバーサルオーケストラ』では神奈川フィルハーモニーが演奏と出演で全面協力しており、石田さんは最終回に審査員役で登場していたんですよ(*^▽^*)
『石田組、見参』ライブレポート
開演前の嬉しいハプニング
この日は会場である倉敷市民会館に到着したのが開場時間の16時30分を少し過ぎていたため、既に会館の駐車場は満車で、会館裏のコインパーキングに駐車して向かっていました。
すると、関係者が出入りする通用口から偶然にもあの”石田組長”が出てこられたんです!!( ゚Д゚)
私は驚きのあまり声をかけることもできなかったのですが、たまたま近くに居合わせたフォンの方が『わ~☆石田さ~ん(≧▽≦)』とお声がけされていました。
何を話されていたのかまでは聴こえませんでしたが、石田さんもそのファンの方と少し言葉を交わされているようでした。
そんな嬉しいハプニングもあり、友人と合流して会場入り♪
友人から受け取ったチケットの座席番号を見てまたまたびっくり(@_@)
一階席一桁列目の中央!!
めちゃめちゃ良席でしたヾ(*´∀`*)ノ
友人は『アルスくらしき』という倉敷市文化振興財団の会員になっていて会員先行販売でチケットをゲットしたそうです(・∀・)イイネ!!
私、高校時代吹奏楽部に所属してまして、倉敷市民会館には吹奏楽コンクールでステージに立った経験もあります。
とても響きの良いホールなんですよね~
始まる前から期待値も高まります(≧▽≦)
プログラム紹介
★第一部
・シベリウス : アンダンテ・フェスティーヴォ
・ホルスト : セントポール組曲 op.29-2
・ラター : 弦楽のための組曲
~休憩~
★第二部
・バルトーク : ルーマニア民族舞曲
・C.M.シェーンベルク : レ・ミゼラブルメドレー
・ローリング・ストーンズ : 悲しみのアンジー
・レッド・ツェッペリン : 天国への階段
・クイーン : ボーン・トゥ・ラブ・ユー
大所帯のオーケストラなどのコンサートと違い、少人数で編成されるアンサンブルだと指揮者はいないため、お互いの呼吸や弓の動きなど些細な動きも大事だと思うんです。
少人数とはいえ石田組長と12名の組員で構成されている石田組。
この13名が一糸乱れぬ一体感で、時に繊細に、時にアグレッシブに躍動する姿に息をするのも忘れそうなほどでした!
やはり石田組長の硬派な見た目とのギャップは見どころ聴きどころ満載です!(^^)!
第一部はMCなどは一切なく、3曲を通して演奏後に退場され休憩時間に入りました。
いや~すごいね~~なんであんなにぴったり合うんだろうね~~
なんて完全に語彙力失った感想を隣の席の友人と話しておりました( *´艸`)
第二部の中でマイクを持ってなぜかステージの後方に下がる石田組長。
そのステージ後方から組員を一人ずつ紹介していきます。
『○○フィルハーモニー管弦楽団所属。△△奏者。お母さんが・・・俺のファン。』
『○○交響楽団所属。□□奏者。家族全員・・・・・・俺のファン。』
この『俺のファン』がツボでした(≧▽≦)
『・・・・・』のタメがね、もう笑いを誘うんですよ!
会場からも(来るぞ来るぞ)という感じでクスクスと笑いが起きていました( ´艸`)
このユーモアのセンスがあるところもファンを虜にしているんでしょうね~
私もすっかり石田組長のファンになりました☆
組員のヴィオラ奏者の木下雄介さんが岡山市出身の方で、今回石田組が岡山県に初上陸したことでご挨拶される場面もありました。
とは言え、木下さんは8歳からイギリスで過ごされていたため岡山にあまり思い出はないそうですが…(笑)
木下さんのお母さまが私が通っていた高校の近くのご出身ということで、私は勝手に親近感を抱いていましたけどね^^
そのあとにお話しされたのが石田組広報部長を担当されているヴィオラ奏者の生野正樹さん。
『石田組のコンサート初めてという方(だったかな?)(^^)/』と客席に問いかけ、
『○○○人ですね』と野鳥の会のように瞬時にカウントしてました( *´艸`)
『次回倉敷公演の際は2階席も埋まるように頑張りたいと思います!』と言われ、2階席を見上げると
(あ…2階席お客さん入ってなかったんだ…)
なんてもったいない…という気持ちになりました。
今回初めて石田組コンサート鑑賞しましたが、クラシックだけでなく、第二部で演奏されたレ・ミゼラブルやストーンズ、ツェッペリン、クイーンなど耳馴染みのある曲も演奏してくれたので、コンサート後半になるにつれて拍手の大きさからお客さんのボルテージもどんどん高まっていくのを感じたんですよね。
あの演奏を是非ひとりでも多くの方に聴いていただきたいと思いました!!
★アンコール
アンコールでは石田組長、組員の皆さんも全員Tシャツを着て登場。
組員の方が着られていたのは前面に数字が散りばめられていて、背面に武田双雲さんの書で『石田組』と書かれたTシャツ。
石田さんは前面に『反抗期』と書かれたTシャツでした(*^▽^*)
2曲演奏された後に退場され、これで終わり???と思いきや
再びステージ下手から出てきて上手に向かって行進して…そのまま捌けて行かれました(≧▽≦)
そしてまたまた下手から再登場!!
石田組長『もう1曲やります』
会場は大盛り上がりヾ(*´∀`*)ノ
途中チェロ奏者の北口大輔さんがステージ前方まで出てこられて客席に向けて手拍子を促し、さらに会場は一体感に包まれます。
そして最後はスタンディングオベーションで幕を閉じたのでした。
終演後、ロビーに出るとアンコールで演奏された曲が貼り出されていたので記念にパチリ☆
そう言えば、気になっていたことが…
時々石田組長が最前列のお客さん数人に何か手渡されてたんです。
あれは何を渡されていたのでしょうか?
石田組のグッズ?でしょうか??
もしご存知の方いらっしゃいましたらコメントで教えていただけると嬉しいです(*^^*)
石田組の今後の活動スケジュール
石田組は2024年4月10日にNewアルバム『石田組結成10周年記念2024・春』をリリース予定。全国ツアーでの人気曲が多数収録されていて、ベスト盤的なアルバムとなるそうです。
そして2024年4月14日からは兵庫県神戸ポートピアホールを皮切りに『石田組結成10周年ツアー』がスタート!!
11月10日の日本武道館でのコンサートを含む全29公演が決定しています♪
なんと!Newアルバム『石田組結成10周年記念2024・春』の初回盤には特典として日本武道館公演の先行予約シリアルナンバー付きの応募チラシが封入されるそうです( ゚Д゚)
おわりに
実は私、この『石田組、見参』のコンサート当日が誕生日だったんです。
こんな上質な音楽に包まれて素敵な時間を過ごすことができ、誘ってくれた友人には本当に感謝しています☆
今後もNewアルバムのリリースに全国ツアーにと大活躍の『石田組』に興味を持っていただけたでしょうか?
少しでも『石田組、気になる…』と思っていただけたら幸いです^^
詳しい情報はぜひ石田組公式サイトでチェックしてみてくださいね!
コメント
倉敷音楽祭 石田組の演奏、本当に素敵でしたよね
最前列の中央席で石田組長の演奏を聴けるなんて 最高のお誕生日でしたね!
私も右ブロックの最前列で拝見していました
謎のプレゼントの件ですが…
隣に小学生ぐらいの お子様が2人いらっしゃて、
組長 お子様に優しいようで2人にプレゼントを渡してましたよ
プレゼント見せてもらったのですが、
「石田組」と描かれたマグネット?
らしきノベルティでした
組長は無言で…ガン飛ばしながらの贈呈だったので 笑
お子様達はビビりまくりながら受け取ってました 笑
いい思い出になりますよね!
倉敷音楽祭に石田組を呼んでくださった 担当スタッフの方に感謝です!
Hiroさん、コメントありがとうございます(≧▽≦)
Hiroさんも良席で鑑賞されていたのですね♪
そして、組長がお客様に渡されていたプレゼントの謎についても教えてくださり本当にありがとうございます!
やはり石田組のノベルティだったんですね!(^^)!
お子様に優しいところもギャップ萌えです♡
石田組コンサート、機会があればまた行きたいと思っています♪